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発電異常警告灯について

発電異常警告灯について

この警告灯見たことがありますか?

この警告灯はオイル警告灯や燃料警告灯と同じように、エンジンで動くすべての車のメーターパネルに付いています。

絵がバッテリーのようなアイコンなのでバッテリーに異常があることを示す警告灯に見えちゃいますが、実際は車の発電システムに異常がある場合に点灯する警告灯です。なのでバッテリーを交換しても直りません。

エンジンが回っている時にこれが点いた場合、発電量が「不十分または過剰」であることを示すために用意されている警告灯となっています。ぼんやりと点いた場合には発電が不十分、くっきりと点いた場合にはほぼ発電できない状態になっていることがほとんどです。

かなり古かったり過走行車を所有していないと走行中はめったに見ることができない警告灯ではありますが、これが点いたまま走るということは、バッテリーが充電されずに走行するということで、バッテリーの電気が無くなり次第エンジンが止まり、再始動できなくなってしまいます。

また、発電機(=オルタネーター/Alternator)に異常がなくても発電機を回転させるためのベルトが切れてしまったり緩んで滑っている場合にも同様に警告灯が点き、発電が不十分となります。

走行中にこの警告灯が点いてしまった時、バッテリーに十分電気が溜まっていればしばらくは走れます。

しかしまだ走れるうちにできるだけ早く最寄りの整備工場やペトロールステーションに駆け込んで対応してもらいましょう。大抵の場合発電機の交換または修理をしないと直りませんが、「ブラシ」という発電機内の接点部品の状態によっては、発電機を叩いて衝撃を与え、「一時的」に発電を再開できることもあります。