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パンクについて

パンクについて

NZでの生活が長いと一度は経験していませんか?タイヤのパンク。

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いつの間にか刺さってるネジ

パンクの大多数がクギやネジなど道路上に落ちている異物を踏み抜いて刺さったままになるスローパンク(じわじわとゆっくり空気が抜けてしまう)で、しかもそのほとんどが不思議とリアタイヤです。

ネジ/クギなどのピン状のものは普通横になった状態で落ちているのでそのまま踏んでしまっても深く刺さることはありません。ところが先にフロントタイヤが踏んだ勢いでピュンと跳ね上げたネジがたまたま縦になったタイミングで続くリアタイヤがその上を通過すると見事に刺さるのでは?と考えています。

さて、多くのパンクは修理可能ですが、中には修理できないパンクがありますので、以下のようにまとめました。

タイヤのサイドウォールやショルダー部のパンクは修理不可

ー縁石に引っ掛けてサイドウォールが切れてしまった。

ー空気圧が低すぎてタイヤが潰れた状態で走り続けてしまった。

ーパンクに気が付かずタイヤが潰れたままで走り続けてしまった。

ーいたずらされてタイヤ側面に穴を開けられた。

ー角の尖った段差や窪みをタイヤが吸収できないほどの速度で乗り越えてしまった。

などの場合にサイドウォールのダメージが発生します。

サイドウォールのダメージは外から確認できないことも多く、タイヤをホイールから外してタイヤの内側の状態を確認しないと判断できません。

耐用年数を超えたタイヤのパンクも修理不可

タイヤはゴム製品ですので経年劣化しますが、あまりにも古いタイヤは内部構造が静かに崩壊しつつあるためパンク修理で穴を塞いだとしても通常の負荷に耐えられません。すぐに変形したりお団子状の膨らみができてしまったり最悪破裂(バースト)します。また見た目に問題がなさそうでもパンク修理後に空気を入れている最中にブチブチと内部構造が破断する音が出ている場合には突然爆発することもあり、即時に避難しなければならないほど危険です。

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パンクを直してもこれでは危なくて使えません

パンク補修剤を使ったことのあるタイヤはパンク修理困難

緊急用スペアタイヤを車載しない代わりに用意されているパンク修復キットや市販されているパンク修復剤を使った場合、タイヤ内部がスライムのようなケミカルで汚染されるので、通常のパンク修理は大変困難な作業となるうえにパンク穴をちゃんと密閉できるかどうかが保証できません。結果として不確実なうえに高額なパンク修理となってしまうため通常はタイヤの交換になります。

逆に言えば、パンク修理できるパンク箇所はトレッド部(タイヤが地面と接する部分)のみです。

その他、タイヤの不具合ではなくホイールの不具合やエアバルブの劣化による空気漏れも稀にあります。例えばホイール内部の錆や腐食によるもの、ホイールの変形、亀裂によるものなどです。錆や腐食は長く放置された車両のホイールや海でのアクティビティーが多い車両や日本の降雪地帯で使われていたアルミ合金ホイールなどによく見られます。エアバルブはゴムでできているので徐々に劣化して亀裂が入り空気が漏れやすくなることがあります。

ホイールに起因するパンクは状態によって修理できる場合とできない場合があります。エアバルブは交換可能です。

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タイヤに問題がないのに空気が減る→洗剤をかけてみたらホイールリムからびっくりするほど漏れていた

道路を走る以上パンクは避けられませんが、せめて空気が抜け切る前に気がつけば「単純なパンク」でコストも最低限で修理できます。

冒頭でお伝えしたように自然に起きるパンクの多くはリアタイヤのスローパンクです。定期的に空気圧をチェックしていればタイヤがぺったんこになる前に気がつけますが、異変がハンドルに伝わりやすいフロントタイヤとは異なりリアタイヤに関してはタイヤペッタンコになった状態で普通に町中を走っても気が付かない場合もあり、気がついた時にはもう修理不能になっているケースが目立ちます。

リアタイヤが潰れた状態で走っている車を目撃したことがありませんか?意外と他人事ではありません。

車に乗り降りするときにちょっとだけでもタイヤに目を向ける習慣や定期的な空気圧チェックを心がけましょう!

クリアモータースではパンク修理時にタイヤダメージの観察/確認、エアバルブのチェックまたは交換、ホイールバランスの取り直し等も含めてパンク修理の一環として行っています。